お久しゅう(長文お覚悟!!!)

ございます。amber712、amber712でございます。

さて、ここに来られている方々はご存知の通り、私出産に勤しんで(?)おりましたのほほほ。

というかですね、予定日は4月の5日だったのですが、こともあろうに何故だかマイベイベは一ヶ月近くも早く出てきてしまいました((((;゚Д゚)))

まあ、出産の前日と前々日が土曜日曜で、お店が超忙しかったんですねー
そんでいつも通り仕事してたんですよねーテヘペロ

その時だってお客さんから「まだお腹が下に下がってきてないみたいだし、初産は遅くなるって言うからねえ」と言われてたのにも関わらず

夕方帰宅して普段通りに過ごし、就寝したのです。

ところが夜中の3時ごろ、急にお腹が痛くなってきたのですね?

まあこの時の痛みって丁度お腹を軽く壊した感じに非常に良く似ておりまして
(お食事中の人は失礼)

普通にトイレに行ってみたのですが、別段お腹を壊している風でもないのでまた布団に潜り込んだのですが、しばらくするとまた痛くなってくる、の繰り返し

何だかおかしいと思い以前読んだ出産ガイドブックなるものを思い出してみるとこれは臨月になるとよく起こるという
「前駆陣痛」
と呼ばれるものなのかな?と思いましたが、明らかに痛みが襲ってくる間隔が
段々と早くなってくるではあーりませんか

取りあえず痛みが襲ってくる間隔が10分を切ってきたので
「まあ多分病院行ったとしても帰されるだろうなあ、うん」
と思いつつ病院に連絡を入れてみたところ、一度来てみて下さいとのこと

寝ぼけてる旦那を起こして一応入院に必要とされている物を持ち、歩いて病院へ(病院は徒歩10分ぐらいの場所なんで)

病院へ着くと助産師さんが待っててくれていて一度検査をするから診察させてねーというので旦那を待合に残して診察室へ
この時点でも「出産はまだだろう」と高をくくっていた私達←

そして診察してもらうや否や助産師さんは
「あ、もう破水してるし子宮口も2〜3センチ開き始めてるからこのまま出産にもっていきますねー」
「あ、そうなんですか」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・って・・・・・・・・

えええええええええええええええええええええ!???????

ちょwまだ予定日まで一ヶ月近くあるんじゃなかったっけ!!?????
というか来週のお休みに最終的に必要なベビー用品とか揃えようと思っていたのにいいいいい?????????


そんな私の心の叫びなど知ったことかとホイホイ準備を進めていく助産師さん

取りあえず待合で眠そうにしている旦那にこれから出産だという事を告げると
いきなり目が覚めた様子ww

立会いを希望していたので(旦那が)今日は休むと言ってくれ、家族に連絡してもらい、出産する為の部屋へ移動

この病院は出産前に休む場所と出産する場所を兼ねてベッドが分娩台に変わるという素敵仕様の為、気分的にも体力的にも楽でした

その部屋で心電図やらなんやらをとりながら経過を見ていくのですが、何というか順調に陣痛が早まってきて、時折来る痛みを旦那にしがみつきながら背中をさすってもらい呼吸法で逃がしながらじっと耐えること5時間位

や、私は結構他人に傍に居られたりすると集中できないし、恥ずかしがりや(え)なんで、それまでは「立会いは無くても大丈夫」と豪語しておったのですがね・・・・

実際経験してみると背中さすってもらったり、陣痛の合間の水分やら栄養補給やら結構役に立つので、これから出産される機会がある女性方は是非旦那様にお願いしておくと良いかもです。
男性陣も奥さんが苦しんで出産する姿を見て色々考える良い機会でもありますし、こういう苦しみを母親にさせて自分達も産まれてるんだという事を再確認する事も大事かと思われます。
まあ、嫌がる男性陣も多いですが、人生観結構変わるのでお薦めと旦那はもうしておりましたのでご参考までに。

まあ実際に「うげええ」と思う痛みが来た期間は一時間ぐらいでしたでしょうか
流石に「や、これ以上はもう耐えられん」という痛みになってからナースコールをして助産師さんが子宮口のチェックをすると
「うん、子宮口も全開近くなってるからいきんでみて!」
というので、いきむって具体的にどうすれば?と思いつつ取りあえず頑張ってみるもののそんなに簡単に出てくるはずも無く途中で呼吸が続かなくなり次の陣痛まで休憩

この陣痛と陣痛の合間に水分補給をしたり呼吸を整えたりするのですが、
この時はゼリー型栄養補給飲料を大量に持っていくのがお薦めです!
(誰に言っているのかww)

出産する場所って、布一枚の妊婦さんにあわせて冬なら暖房を結構入れていたりするので、非常に暑いんですよねえ
オマケに呼吸法で非常に喉が渇くので、栄養も水分も一気に手軽に取れるゼリー飲料が非常に役立つのです。

と、まあそんなこんなで同じようなやり取りが5〜6回位くり返されたでしょうか
(実はこの頃の記憶は非常に曖昧)
いつの間にか夜が明けて8時頃
押し寄せる陣痛の波と闘い疲労困憊なアタイ
とはいっても私の年で初産だとまだまだ早い方らしいのですがねww

思ったより体力が無かった自分にびっくりしてると、先生が
「ううむ、陣痛が弱まってきてるし思ったよりも出口が狭いから赤ちゃんもしんどそうだねえ、促進剤打って次の陣痛で吸引しようか」
との事

えー、吸引ですかあ・・・・

ここで豆知識
吸引分娩とはその名の通り、ちょっと出てきた赤ちゃんの頭に吸盤をくっつけて掃除機みたいに吸いだすというちょっと強引な出産の方法なのですが、これだと母子手帳に「異常分娩」と書かれてしまうのでふ

まあ、私としては別に気に病む事も無いのですが、昨今聞いた話では超エリート学校とかをお受験する時に、母子手帳を持参しなければならないところもあって、そこで正常分娩か異常分娩かで合格できない事もあるとか無いとか

あくまで噂ですし、ウチの子はどうひっくり返ってもエリートにはならないと思うので全然構わないのですがね!!!ちくしょい!!

というか出産のこんな瀬戸際に「吸引は嫌です!」と言える人って居るのだろうか、だとしたらまさしくエリートになれるベイベに相応しい鉄の意志を持つママさんですな

そんなこんなで点滴に陣痛促進剤投入

今か今かと呼吸を整え陣痛を待っていると

キターーーーーーーーーーー!

ってな感じで前のよりも勢いのある陣痛の波が来て、先生の指導の下力を込める事数回


・・・・・・正直言ってベイベが出てきた瞬間というのは痛みとか感じなかったです。
出産の辛さって、実は陣痛が主な痛みだったんですねえ
え?私だけ????

何だかいつのまにやら切られてたりとかしたらしいんですが、そんなのいつされてたのかサパーリ知りませんでした(∵)?

ベイベが出てきた時も「あ、出てきましたよー。良くがんばりましたね!おめでとうございます!」
という看護士さんの声で解った位です

生まれた瞬間の私といえば、いきみの時に息切れしすぎて少々朦朧としていたのか(いつの間にか酸素マスクはめられてましたし)
「ほへ〜???」という感じでしたが、隣の旦那を見ればめっさ泣いていたので
「ああ、産まれたんだぁ・・・よかったあ・・・・」
という感じでしたね(苦笑)

そしてへその緒切られて生まれたばかりのベイベを自分の胸の上に乗せられその暖かさを実感するとみるみる感覚が戻ってきて

「うわあん、アタイ頑張ったよう。ベイベ小さいよう可愛いよう」
と感動

そしてそのまま後処置があるので家族とベイベは新生児室へ移動していきました。

後処置というのはまあ胎盤を出したり、切ったところを縫ったりというものなんですが
私はぶっちゃけこの後処置の方が大変でして(汗

まあグロイ話にもなるのでこの辺は割愛(え

あ、でも耐えれないものではありませんでしたよ!?
この記事見て出産に恐れおののかないでね!!!!案ずるより産むが易しってホントだから!!!!

まあ、実は私はこの後が大変だったのですが・・・・。(どっちやねん

それもまあ割愛しておきますwww

でも大変な思いをしたという事なんてベイベの顔を見てたらもうどうでも良くなってきちゃうのね不思議!!



良くぞ産まれてくれた
決して優しいお腹の環境ではなかっただろうに、負けずに耐えてくれて有難う

生まれた瞬間は泣かなくて、心配させられた
背中に聴診器をあてられて初めてひゃあひゃあと泣いた君

初めて母子同室になった夜、あまりにか弱くて息をしているのかどうかわからず、何度も確かめた
その時の記憶があるから、夜中の何時にでもミルクを欲しがって泣かれても
眠たくてもそれがとても嬉しいよ

日に日に力強くなっていく君の泣き声が大好きで、旦那と二人で笑いながら見ていたら

親に「何いつまで泣かしてるの!?」といわれるけどwww

出産してから早48日
いよいよ明日は宮参り

君の誕生を心から嬉しく思う、でもこの喜びは決して誰でも当たり前にやってくるのではないのだと
日々のニュースを見て改めて思うようになったよ

これからだって思いもよらない何かがあるのかもしれない
笑ってばかりもいられないだろうし、泣きたい事のほうが多いかもしれない

悩んだりする時期もあるだろうし、私達が若い頃安易に言った親を傷つける言葉をいつか君も言うんだろうね

それでもいつか君がお嫁さんを貰って、子供が出来た時に
今私達が思うような事を理解してくれたらいいな

でもまだ今しばらくは
何も考えずにひたすら






ぷにぷにさせてくれえええええうへへへへ←←←

というわけで無事一児の母となりましたamber712でした!!!!

旦那が近づくとファイティングポーズを何故かとるうちの子wwww